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良い写真とは何か?

よく「どうやったら良い写真が撮れますか?」とか「いい写真を撮るのはどうしたら良いですか?」と聞かれることがある。

どうもこの「良い写真」と言うのが解釈が違うんじゃないかと思う。
一般には「技術的に優れたもの」を前提として、構図や露出、被写界深度やピント位置を気にしてるんじゃないか?
個人的にはそんなのは欠点として目に付かなければ良いだけで、大切なものは違う。
写真とは結局、報道でしかない。ただ報道写真が事故や事件を客観的に伝えるのに対し、風景や山岳など一般的な写真に於いては、撮り手の内面を伝えるに過ぎない。
綺麗な夕焼けを見て撮りたいと思う心は、それを誰かに見せたいと思うからじゃないのか?構図等は、それを解りやすく伝えるためのテクニックに過ぎない。
でも、写真教室ではテクニックの話しかしない講師ばかりだから、間違った指導を受けて、道を誤るのだ。

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コメント

SHUさんへ

良い写真の定義は難しいですよね。その人のレベルによっても違ってきますし。

ただ、仕事じゃない写真でも、常に仕事と同じスタンスで撮ってますし、いつ何時、仕事に結びつかないとも限らないので同じなんですよね。

ポートレイトは趣味として撮っていますが、これですら、撮り方のスタンスは何ら変わらないんです。ま、モデルさんが喜んでくれる事が第一で撮ってますが、仕事を意識した撮影を実はしてたりしますw

投稿: 村田 一朗 | 2012年11月 1日 (木) 22時02分

自分にとっていい写真って、ただ好きな写真のことなんですが、それってだめでしょうか?
商業写真なら、写真の効果で商品がよく売れるとか、それ以前にクライアントが喜んでくれればいいとか、かもしれませんが・・・

投稿: SHU | 2012年10月31日 (水) 22時05分

Deep sky さんへ

広告写真だと大体のイメージが出来上がってるでしょうからね。
まぁ、指示通り撮れて当たり前で、それに上乗せできるかどうか?でその後の仕事量が変わってくるというのはどの世界でも同じじゃないですかね。

よく、プロは「80点で良い」とか言われますが、120点をたたき出せないと(向こうの期待以上って事ですね)実際には仕事なくなりますからね。

ただ、写真論ってあんまり身にならないんですよね^^;参考になるような話を出来る人って、極一部ですし。
私の場合は写真論をして、有意義だと思う方はお一人しか思い当たらないです。ただ、その人と話すと数年かからないと出来ないテーマが浮かび上がってきちゃうので、私の方はすごく助かってますが。

「売れる・売れない」はプロとしては気にすべきでしょうが、私は殆ど気にしませんね。良い写真を撮れば、読者がついてくると思ってますから。変に売れ線を考えるより、良い結果が出るんじゃないかと思ってます^^

投稿: 村田 一朗 | 2012年10月29日 (月) 08時05分

ご返信拝読しました。

大雑把に分けて2つの写真があると思いますね。
仰せのように「己」を打ち出していく写真と、私のように
デザインが先行して昔でいう絵コンテがすでにあり、
なるべくそれに忠実に撮らなければならない写真と。

ただデザイン先にありきの広告写真でも、その場その場の
臨機応変な対応とクライアントとのコミュニケーションは必須です。
そこでいかに、こう撮影した方がより良い写真になるという、
技術と経験に裏打ちされた説得力、プレゼンも必要になります。
言われたとおり撮っていてもいいんですが、「そんな見せ方もあったのか!」と思われるような写真が撮れないと次第に確実に仕事が減りますね^^ 私ごとばかり申し上げてすみません。
ただ、星景や風景というライフワークを持っていることでそのヒントが出てきているように感じています。

「己」を打ち出せる写真作家さんをうらやむ一方で、このブツの基本的なアングル、光の当てかたなどをスタジオにいて今の肥やしになっている自分もまあ、いいかなとも思います。

写真展会場で技術論を話したがる男たち、「わーキレイ」と感覚からはいってくる女性たち。
ほんとうに写真論はいくら時間があっても尽きませんね。

ただ人を感動させたい、商品を売りたい!それが写真の源だと思っています。

投稿: Deep sky | 2012年10月28日 (日) 12時01分

Deep sky さんへ

広告写真のように完全にビジネスとして撮られるものと、そうでない物とでは良い写真の解釈は違って当然ですよね。

それでも、広告写真にしても、「商品を伝える」訳ですよね。
撮り手の内面はあんまり関係ないかもしれませんが。

男の場合、技術的な事に興味が行ってしまい、本質を見失いがちな気がしますw
まぁ、技術は技術でもちろん必要なんですが。


>その写真でいかに見る人に夢を与へられるか、普段の日常とは違う異次元に人を誘えるか、だと。

この辺、Deep sky さんの職業的な部分が利いてる気がしますね。私は私主体で伝えていく感じかな。鑑賞者ありきか?自分ありきか?ですね。その比率が違うだけで、実際は両方必要ですが。


写真の役割は時代で変わるでしょうね。この先、どう変わっていくのか?解りませんが^^;

投稿: 村田 一朗 | 2012年10月27日 (土) 23時16分

こんばんは。

良い写真とはどういう写真か?  永遠のテーマですね。 
写真展などでも、技術的な撮り方の質問ばかりが多い気がします。その写真の本質を見ようとせず・・・
写真の第一義は人に伝える、その時その場を克明に記録する、という報道的な役割だと思いますが、自分の場合はよりよく商品を見せる、カタログやパンフレット、最近はweb
などで、より多くの人を動員することができ、購買意欲を掻き立ててその品を買っていただける写真を良い広告写真といってます。おのずとそのレベルは高く、広告写真業界はみなその認識ですね。商品の売れ行き次第で(簡単に)カメラマンを替えてます(汗)

山岳や星景はまた違う側面があると思いますが、その写真でいかに見る人に夢を与へられるか、普段の日常とは違う異次元に人を誘えるか、だと。 基本的にはジャンルに関係ないのかなと思いますが、つい技術的なことに話が行くことも事実ありますね。
写真も時代によってその役割も違うかもしれませんが。

投稿: Deep sky | 2012年10月27日 (土) 22時34分

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