デジタル一眼

今のデジカメは本当に高性能なのか?

私自身はデジタルはまだまだ過渡期にしか無くて、解像度の問題を解決しつつあるだけ。

あ、ISO感度の問題も解決済かな。

連射性能とかはF5やF6を考えると同等と考えていいけど、フィルムと同じで良いなら、フィルムを使えば良いだけなので、ブレイクスルーが欲しいですね。
ムービーなら秒30コマは楽勝で60コマも有りますから。ただ、解像度を落としてるのでこの辺を改善してもらえれば。
と考えてみたけど、メディアへの書き込みがダメですね。

諧調表現なんかはこれから戦争がはじまると思ってます。12BitRAW→14BitRAWと来て16BitRAWに期待・・・とかじゃなくて、見た目の諧調。
たとえばD800は解像度有るけど、諧調は全然ない。雪山とか撮ると雪のディテールを出すのは難しくてベタッとしてしまう。D4とかだと何とかなるけど、正直言って使い物になるレベルじゃないから、後処理必須で、本来は撮って出しで使える画像を吐き出してほしいわけです。

そう言う観点でみると、銀塩時代にポジで撮影していたワークフローと同じようなワークフローをデジタルでやるのはまだまだ無理があると。

デジタルならではの手法って言うのは有るけど、下処理みたいなのが必須なのが、如何なものか?と言う思いは有る。
下処理なしに、デジタルならではの手法だけを考えると言うか、処理するのが理想だと思うんですよね。

そう考えると今のデジタルって言うのはとても高性能とは呼べないんじゃないのか?
皆、数字とかに踊らされてるから気が付いていないけど、もっと根本的な部分を見ないとダメじゃないかと。

で、そういう部分を良くしていく過程にしかないんですよね。今のデジタルって。私が使い始めて15年くらいですか。不満が無くなりつつあるのがISO、解像度(用途によってはまだ不足だけど)、連射速度だけ。諧調や立体感、空気感などは、後10年・20年と掛るのかなぁ・・・。

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D7100からD4xを空想してみる。

D7100がDXサイズ24MでLPFレス。

これから読み取れることはこの画素ピッチになれば、レンズの解像度を上回ってLPFが不要になってくる。これは前々から私が言っていたことと。やっと実機が出てきたって感じですね。

で、この画素ピッチでDX→FXを考えると56Mが実現できる。ネット上でD4xが36Mで出ると言う噂話が出てますが、56M位で出てくるんじゃないかなぁ。もちろん、LPFレスで。

そう考えるとD4xも期待しちゃいますよね。連射速度はともかくとして、ボディの作りはD4同等ですから、ストレスなく?高画素な撮影が出来そうです^^

ただ、高画素競争はこの辺で打ち止めでしょうね。なにせ、これ以上高画素化してもレンズが解像しないのでw

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AF微調整をがっちり合わせる方法

AF微調整って一見便利そうに見えて、実際に調整してみると結果に自信が持てずにAF微調整OFFで使ってる人も多いんじゃないでしょうか?

目視でやって、結果が全部ピンボケでは困りますからね^^;

で、これ、LVと組み合わせると良いです。LVでのピント合わせはかなり正確です。ただ、バッテリーを食うし、スピード的にも適切とは言い難い。

そこで、私が最近やっている方法。

LVでフォーカスゾーンをセンターにして、山の稜線でピントを合わせます。この時点でLV終了。シャッター半押し(AF駆動はOFFにしておきます)するとフォーカスエイドっぽく、ピントが合っているのか?外れているのか判ると思います。

ここで、ピントが外れているとボディが言ってきたら、AF微調整の値を変えて、ジャスピンの結果になるようにします。

要するに、LVの結果に合わせこむわけですね。

これだと現場でサクッと調整できるので、代替え機を使っているときとかでもすぐに出来ていいですよ^^

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D4 VS D800系

先日、上高地へ両機種を持ち込んでの取材をしてきました。

ちなみにD4はこの取材が初撮りとなりました^^

一方のD800は何度か使っているのでだいぶ慣れてきました。

D3とD800を併用していたときに生じていた使い勝手の悪さは、D4とD800にシフトすれば解消されると思っていたんですが、そうも行きませんでした;;

まぁ、これってちゃんとカタログを見れば解るんですがね。

BLKボタンの位置なんですが、D3とD4は同じ位置に有るんですが、D800は位置が違ってD3/D4のBLKボタンの位置にはQUALボタンがあります。

私はブラケットをよく設定・解除をするのでBLKボタンは見ずに操作する癖がついてます。その結果、D800系を使うとRAWで撮っていたものがJpegになってしまったりするわけです。BLKボタンのつもりでQUALボタンを押して操作しちゃうんですからね^^;

ボタンの数もD3/D4が3つでD800は4つ。ちなみにD3/D4で全く同じボタン配置でこれは助かります。恐らく、D700のボタン配置と同じにしたのがD800系なのかな?と思うんですがD700が手元にないので何とも言えませんね。使ったこともないし。

この辺の操作感の統一ってやってほしいなと。

三脚に据えてファインダーを目線の位置に持ってくると、軍幹部って背伸びしないと見えないんですよ。結果、見ないで操作するわけです。だからこういう部分のボタン配置って変に変えられると困るんですよね。

D800系の超高解像度を目にしながら、わざわざD4を買った最大の理由が連射性能にあります。D2H VS D2xの時代はD2xを選んだ私です。いろんな意味で時代が違い、性能が違います。今だったらD4の解像度でもオーバースペックなので解像度重視でD800系を使う理由があまりありません。解像度を抑えた分、連射性能と撮影枚数を確保した方が私の撮影では有利です。山岳星景なんか、下手すれば一晩で50,00枚~100,00枚撮りますからね。

私自身はブラケット撮影をよくするとさっきも書きましたが、これ、バッファーを使い切って結構待たされてイライラするんですね。撮りたいものが山ほどあって、どんどん撮影状況が変わって被写体が無くなっていくのに、バッファーが解放されずに撮れない。そんなイライラが。

コツはバッファーを使い切らないように撮ることで、1コマの書き込みを待って次の1コマを撮る形にすれば問題でません。が、D3だと秒間1コマまで落とさないとダメなんです。D4だと秒間2コマで行けますのでだいぶ違います。シャッター音を聞いていても比較的リズム感があるからってのも。

これがD800だと2秒で1コマ。正直言ってかなりかったるい。でも、今回の上高地取材でD4の設定と合わせてD800の設定を見直したら、秒間1コマまで上げることができました^^これはD3並みですから、実用になるスピードです。問題は画像の重さですねぇ・・・。

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最近のニコンはちょっと変?

D4は正常進化だと思う。
D800はサプライズだと思う。
D800Eは技術者の遊び心だと思う。

しかし・・・D3200はどうなんだろう?
入門機に2400千画素。
必要なレンズ性能はD800Eどころじゃないはず。
D800系はそれなりにレンズにも性能が有ることを知っている人しか使わないと思うけど、D3200は全くの素人が使うカメラですからねぇ。
トータルで考えた時、レンズ性能が追い付かず、「写真の仕上がりが悪い」なんて評価になりかねない。
逆に考えるとそこそこ見れる絵になっているから、スペック優先で出したとも考えられる。

おそらく、DX機は今後2400千画素に引き上げてくるでしょうからD7000の後継もその可能性が高い。

ニコンが仕掛けた高感度戦争。その後にはダイナミックレンジ拡大の戦争がはじまると予測していたのに、再び高解像度戦争ですか。
まぁ、レンズの解像度を超えるのにあと一息ですから、そこまで持って行くつもりなんでしょうね。LPFも要らなくなるし(レンズ自体がLPFですから)。

そう考えるとフルサイズの解像度はD800系からまだ伸びそうな気が。一億までは行かないと思うんですがねぇ・・・。

3TとかのHDDじゃなくて10T位の製品が一万円以下で手に入る時代が来るのとどっちが先か・・・。HDDの方がずっと遅れて追いつくような気がしてきました^^;

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32G SD到着

D7000用SDとして、東芝の32Gを11枚買って有ったんですが、書き込みスピードとしてはあまり褒められたものじゃなく、日中の撮影用にはちょっとまったりとした撮影にならざるを得ない・・・ってのが現状でした。

山岳星景用に容量と価格重視で買ったので、それはそれで良いんですが・・・。
山岳星景用と言う意味で行けば、一晩で2枚消費するとして、5日分ですから、まぁ、手頃な容量では有ります。

問題は日中の撮影。ちょっとまったりしすぎてて、サブとして使うのもストレスが・・・。でも、ちょっと古いサンディスクのSDだとそこそこに速度が出るんですよ。

で、最近安くなってきたこともあって、32Gのサンディスクを1枚試しに買ってみたところ、十分な連射速度が出る事が判明。

この辺は前にも書いたと思いますが。

裏が取れたところで、これなら日中用に買い足してもよさげなので、カードのポイントを全部使って追加金1900円位で6枚購入。先日の1枚と合わせて7枚。ちょっと少ないですが、そのうちに値段が下がるでしょうから、その時点で買い足そうかと。

それにしても、銀塩時代には考えられないほど、シャッター切るようになりましたね。下手をすると銀塩時代に撮った枚数を、1取材で撮っているかもしれない。

そりゃあ、中判や大判は枚数切らないですからね。

山岳星景なんか、1作品作るのに数千枚のカット使うんだから、カット数は湯水のごとく増えていくんですよね。

1枚1枚大切に後処理しないで仕上げるのも一つのやり方で、元々はそういう思想で撮っていたんですが、デジタルに慣れるに従って、だんだんとスタイルが変わってきてしまったんですよね。

結局、1枚1枚大切に現場で仕上げるんだったら、銀塩の方が向いているわけですから、デジタルでわざわざ撮影する必要がない訳で・・・。

デジタルでしか撮れない作品を・・・とやってきた結果が今のスタイルを作ってきたわけです。撮影枚数を増やすというのは、いずれ見直さなきゃいけないかもしれませんが、まずは開拓できるものは開拓しちゃわないとね~。

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D4用、k-5用のシュー、本日入手

本日、個人輸入したRRSのシューが届きました。

これ見ると、D4のバッテリー室ってD2系/D3系より大型化してるんですね。バッテリーの挿入口が明らかに大きい。蓋だけが大きいのかもしれませんが・・・。

k-5のシューは90度回転させても脱着できるよう、シュー部分が正方形に変わっています。縦位置/横位置共。D7000もこう言うデザインにしてくれてたら良かったのに・・・。工夫次第でいろいろ出来そうです。

さて、D7000とk-5をどう活用していくか悩んでいるわけですが、D7000がもっさり感が有って、k-5の方がキビキビした印象を持ってたんですが、高速メディアを突っ込んだら、逆転してしまい、また悩み始めちゃいました。

D7000は12BitRAWにクオリティを落とせば、秒間2駒での無限撮影が可能なのを確認。もうチョイ高速メディアが使えれば14BitRAWでも行けるかも?

対するk-5は秒間1駒でも追いつかないので、恐らく秒間0.5駒・・・2秒で1駒位なら行けそうです。ちょっと遅いなぁ。

でも、星撮りにはk-5の方が良いし、ブラケットが5コマ行ける。D7000の3コマはちょっとさびしいんですよね。

ファームアップでD7000のブラケット枚数増やせないんですかね?^^;

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ニュータイプ SD1

SD1、心惹かれつつも70万近くの価格では手も足も出ないと・・・。完全にあきらめモードだったのですが、低価格化を図って20万前後で出すって、ぶったまげました。

どうしてそんなに低価格化が出来たのか。まぁ、受光素子の値段がガッツリと下げられたんでしょうけど。

こんな値段で出してくるなんて、シグマも罪作りな。

でも・・・今年はシグマのレンズ買わないといけないんですよねぇ。

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2/9(木)と2/10(金)はCP+会場に居ます。

これだけニコンやら富士やらシグマやらの新製品が出てくると見に行かないわけにも行きませんw

だいたい、初日は行くようにしてるんですが。

初日に行くとやっぱり、各メーカーの知り合いの方に会場でばったり会えたりするので、挨拶をかねて^^

D4/D800系辺りがいじれるとうれしいのですが・・・。D4はともかく、D800系は難しいかな。

DP1の新しい奴も値段と発売時期、ざっくりどの辺を考えているのか知りたいですねぇ。聞いてきても書けませんけど^^;

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RICOH GRⅣ パーフェクトガイド -インターバル合成-

現在店頭に並んでいる、インプレス刊「RICOH GRⅣ パーフェクトガイド」のインターバル合成を担当しました。

P.80、81の2ページだけですが、よかったら手に取ってみてください。

GRⅣの機能だけでバッテリーが無くなるまでの長時間インターバル合成が可能です。

シーンモードにあるインターバル合成を選べば、後は構図と露出を決めるだけです。あっけなさすぎるほど、簡単すぎる機能に仕上がってますw

RAW状態で合成していくので、吐き出す絵はかなりクオリティ高いですよ。普通、星の軌跡があそこまで綺麗に繋がらないんでしょね(後処理だと)。
それが何もしないで吐き出されるんだから画期的です^^

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